染織家として活動する長井美和さん @imiwadandelion。
染織を始めて15年ほどが経ちました。クラフトフェアへの出店や、年1〜2回ほどのペースでグループ展を開催して作品を展示・販売しています。また、織り仲間の「染めと織りのつばめ工房」さん @tsubamekoboで織りのお手伝いをすることも。
長井さんのメインの手仕事場は1階にある6畳の和室。
稲垣機料株式会社製の65cm幅の織機、シャクトスピンドル社のマイティウルフ織幅90cmで制作しています。
部屋の中央に見える機織り用の椅子は京都・高橋治への特注品。1台は譲り受け、同じサイズでもう1台注文しました。「使用感が良く、気に入っています。」とのこと。
稲垣の織り機は知人から譲り受けたもの、マイティウルフはインターネットオークションで購入したもの。6畳という限られたスペースを上手に使い、複数の織り機で並行して作品を制作します。
2階にあるリビングにも織り機を置いています。
こちらには、山田製作所のコトネ織幅50cm、アシュフォード社のtable loom織幅60cm。
table loomは折りたたむことができるので生徒さんが来た時に使ったり、ワークショップを開催する時に運んでいきます。
リビングではまだ小さいお子さんの相手をしながら、テレビを見ながら、日常の一部として織りがあります。
2021年11月に新百合ヶ丘roo cafe併設のroo spaceでグループ展を開催。
【取材・撮影】 遠藤ちえ (STUDIO OLIYA/遠藤写真事務所)